美味しい食べ方

うなぎの蒲焼き・うなぎの大和煮




「日」に「四」度食べても「又」食べたくなる「魚」と書いて「鰻」。
ご家庭でより美味しく召し上がっていただくためにお読みいただければ幸いです。



うなぎの蒲焼き

あたため方
◆蒸し器
うなぎをラップに包み、蒸し器に入れ、2〜4分程温めて下さい。
蒸し器がない場合は、ラップに包んだうなぎを炊き上がった炊飯ジャーの中に入れていただければ、蒸し器同様に温まり、ふっくらとした状態になります。
◆電子レンジ
うなぎをラップに包み、電子レンジに入れ、10〜20秒程温めて下さい。
長い時間入れますと、うなぎが固くなりますのでご注意下さい。
串はうなぎを温めた後にお抜き下さい。
召し上がり方
◆うな丼(重)
どんぶりやお重にご飯を盛り、ご飯にたれをかけてから温めたうなぎをのせて、お召し上がり下さい。また、山椒や薬味はお好みに合わせてお使い下さい。
たれは冷蔵保存する必要はありませんので、常温のままご飯・うなぎにかけて下さい。
◆うな茶漬け
適当な大きさにうなぎを切り、温かいご飯にのせ、その上から熱いお茶またはだし汁をかけてお召し上がり下さい。
お好みにより三つ葉・きざみ海苔・わさび等の薬味をのせていただくとより美味しくお召し上がりいただけます。



うなぎの大和煮
召し上がり方
秘伝のたれと生姜などで煮込んだ当家自慢のつくだ煮です。
お酒のおつまみや、おにぎりの具などそのままでお召し上がりいただくほか、柳川やう巻きなどの調理の具としてもお使いいただけます。
また、そのままお召し上がりになる場合には、蒲焼き同様温めていただければより美味しくいただけます。



◎真空パック
「うなぎの蒲焼き」「うなぎの大和煮」 「刻みうなぎ」には「真空パック」にしたものがございます。*要冷蔵商品です。
1〜2分湯煎していただくだけで、より一層美味しくお召し上がりいただけます。
また、そのまま冷凍保存もできます。

うなぎの栄養価とスタミナ
古くからうなぎには、"精力剤""夏バテ解消薬"など様々なスタミナ源としての呼ばれかたをされています。
『万葉集(大伴家持)』でも「夏痩せに良しといふ物ぞ鰻獲り食せ」と詠っていたり、平賀源内が「土用の丑の日」と称し"うなぎ=精力の源"と位置づけたりと、全国的に定着した食材です。
もちろん現代においても科学的な分析により、それらは実証されています。
特に多く含まれている栄養成分であるビタミンAは目、気管支・消化器等の働きを活発にし、またその他の成分であるビタミンB1・B2は夏バテ防止、疲労回復に良いとされ、最近では更に脳の働きを良くし、細胞膜やコレステロールの酸化を防ぎ、脳卒中や心臓疾患など成人病を予防する働きがあるといわれています。
また、ビタミンEは皮膚の新陳代謝を活発にし、肌を美しく、髪の老化を防ぐのにも必要なビタミンです。
今まさに食生活が見直される現代において注目すべき食材のひとつとなっています。